事前情報は創作に関する物語というだけで見に行きました。
前半部分、創作に関する感情全てを詰め込みきったと思った。この時点で心が揺さぶられている。
そしてあの事件が起こる。見ていて本当に辛かった。創作に対して真剣に向き合う人達を踏みにじる事件。現実でも関連ワードは全てミュートにしているくらい、当時自分は苦しくなった。睡眠に支障が出るレベルで。そして今もミュートワードに入っている。
誰かの創作が誰かを動かし、またそれが誰かを動かす。手を止めるな。
劇場を出た後、辛い気持ちと希望とが頭の中でぐるぐるして、しばらく帰れそうにもなかったので、30分くらい散歩して電車に乗った。
見てよかったかずっと帰宅中に考えていたが、見てよかったと言えるようになった。辛い記憶だけにしてはいけないと思えた。ようやく数年前の辛い記憶が楽になった。