映画 帰ってきたヒトラー 書きたいことを書く(ネタバレ)

小説読んだ人にもおすすめできる映画だし、映画見た人には原作をおすすめしたい。

映画は映画でストーリーが最適化されているのでどっちも面白いだろう。

 

色々なギャグが盛り込まれていて大変おもしろい作品だった、特に一番面白かったのは
ヒトラー最期の12日間の日本では「総統閣下シリーズ」と呼ばれるものがテレビ番組製作会社で行われた場面である。
画面がそんな感じになった時すぐに分かって笑い出してしまった。しかも忠実に再現されているのだ。
ヒトラーを嫌っていたのにヒトラーのようになるとは

 

ヒトラーが暴走したのではなく暴走するヒトラーを国民が産んだのだ。
国民が選挙で選んだ。では選挙を廃止するか?と言われた時はかなり考えた。

 

歴史は繰り返すのかと聞かれ、何十年も学んできたと言っていたが本当に繰り返さないのか。
ヒトラーが現代に蘇ったのはまた国民が必要としているからではないか、映画では「神意」と言っていた。
現代、今後どうなっていくかは分からないが過去から学んで考えなければならない。

 

風刺作品として考えさせられるのに、でもとても笑える、笑っていいのか、という作品だった。